映画レビュー(23): トランスフォーマー TRANSFORMERS (07′)

optimus megatron

Director: Michael Bay

いわずと知れたタカラの変形ロボット、海を越えてアメリカにわたり、コミック化され、アニメになり、そしてついに2007年最大のSF映画として昇華された。

この映画の魅力は、もちろん巨大ロボットTRANSFORMER達のその超ド迫力である。
しかし、その「ド」の値が、半端ではないのである。
そして、この「ド」を支える数多くのエッセンスが、見事にの「ド」を「ド」たらしめている。

まずはストーリー。
TRANSFORMERSの大元のストーリーを周到しているものの、観客に難しいことを何一つ要求せず、素直に「ド」迫力にのめりこめる簡単さを持っている。
所々散りばめられた笑いの数々も、実にしょーもなくて、何一つストーリーの流れを崩さない、ある意味での「浅さ」が秀逸である。
2時間半という長めの尺にも関わらず、まったく見ているものを疲れさせないこのテンポのよさは、すばらしいバランス感覚である。

次に役者。
今回、公開初日に見に行ったのだが(今日までで、すでに2回見た)、意外だったのが、女の子からの受けが非常によかった事である。
ほとんどの女の子が彼氏に連れてこられたであろうカップルであったのだが、映画が始まるや否や夢中になって喜んでいたのはほかならぬ彼女達であった。
TRANSFORMERSというロボット映画にこれだけ、いわゆる「普通の」女の子達が楽しんでしまう理由はなんだろう?と思った。
もちろん、この映画のテンポのよさと、巨大ロボット達による戦闘のド迫力に夢中になるのはわかる。

しかし自分が察するに、今回、主人公Samを演じたShia LaBeoufの力があったのではないかと思うのだ。
と、ここまで書くと、見ていない人はどんな男前の兄さんなんだ?と思うかもしれないのだが、このSam、まったく男前の部類ではない。
いつも必死なのに全くダメな、いわゆるのび太クンキャラのかわいいヤツなのだ。
しかし、抜群に演技がうまい。笑いの間の取り方も最高だし、ダメな必死さのアクティングがすばらしいのだ。
もちろん撮影中、セットに巨大ロボットはいないであろうが、彼らとの会話のシンクロもリアクションも(CG側からの摺り寄せがあるにしろ)全くひとりでの演技を感じさせない。
すこし話がずれたが、この、Samの存在が、ロボットの戦うSFの世界と、彼女ら女の子達の住むリアルな世界とを橋渡ししている存在なのではないかと思う。
気が付けば彼女達はこのSamに親近感を感じ、安心して物語に入っていける。

そして、やはりVFX。
つまりCGであるが、これはいわずもがな。
見てもらうしかない。
この完成度は、あまりにリアルな映像を見せ付けられ、映画を見た後、頭の中でそのシーンを現実世界に投影できてしまうほどである。
つまり、普通に走っている隣の車がロボットに変身し、自分の方に向かってくる様を簡単に想像できる様になってしまうのだ。
アニメーション、動きの緩急は鳥肌総立ちスタンディングオーベーション。
最後に、忘れてはいけないのはSound Effects。
ロボットが変形するあの独特のサウンドは、なかなか耳から離れない、カッコよすぎ。

これはJurassic Park以来の映像衝撃かもしれない・・・。

メモ:あるarticleによると、Optimus Prime一体で、10108個もの部品がモデリングされているらしい・・・。
(ちなみにBumble Bee:7608 Megatron:2411)

Trailerはコチラ↓
http://www.apple.com/trailers/dreamworks/transformers/

~ by special force strike unit : 7月 25, 2007.

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