映画レビュー(17): The Hills Have Eyes (06′)

hills_have_eyes

The Hills Have Eyes どうやら、日本では公開されていないらしい(こっちではすでに二作目のThe Hills Have Eyes2が公開)ので、軽く内容を紹介しておく。
キャンピングカーに乗り、アメリカ内陸部の荒野をひたすら走り続ける一家。しかし車は、その荒野のど真ん中で、不審なタイヤのパンクにより事故を起こし故障してしまう。近くのスタンドまで助けを求めに歩いて戻ろうとする父親。しかし、そこには一家を見つめる何者かの姿が・・・・。
といった、かなりベタなストーリーであるが、それもそのはず、1977年の同名の映画(邦題「サランドラ」←なんだそれ)のリメイク版であるらしい。

以下多少ネタバレあり。

普段、別段好んでホラー映画をみるわけではないのだが、それでも、特にこの手のホラー映画は全く好きではない。なぜなら、観客を怖がらせる者の正体が、物語が始まってすぐに、明かされてしまうのだ。
やはり自分が本当に怖いと感じるのは、得体の知れない存在が、理由もわからず襲ってくるといったようなシロモノであり、主人公の置かれたこの凄惨 な状況はなんなのだ!???と、想像するところがキモなのである。つまり正体、理由を明かさずにどこまで観客を引っ張れるかがカギであるのではないかと思 う。反対に、ここにでてくる悪役達には、意思があり、一家を襲う理由もあるのだ。

よく、それはアメリカと日本の恐怖に他する文化の違いだ、などと、解析されるが、僕は恐怖を感じる感覚に、そこまでの違いは無いと考える。←少な くとも現代においては。現に、数年前に興ったJapanese Horrorブームや、それに影響されたアメリカ映画を始め、正体不明な”何者か”に恐怖する映画の方が怖いとされているのが現代の傾向である風に感じ る。
そういう中でなぜ、こういうスプラッター映画が存在しているかというと、それはもう、歌舞伎の世界なのではないかと考える。分かりやすく言うと 水戸黄門的なノリな訳だ。でてきた時点で、こいつら死ぬぞ、今やられるぞ、と思わせておいて、やはりやられる、たまにすかしをいれるが、やっぱりやられ る。みたいな所を楽しむのだ。しかしそれはもうマニアの領域であって、僕には到底到達できない世界なのだ。

だから、悔しいので星1個。

ちなみに、悪役の一人の、車椅子に乗った頭部肥大の男のデザインがカッコ良い。Silent Hillを思い出させるが。

~ by special force strike unit : 7月 18, 2007.

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